紅葉(もみじ)
秋の夕日に照る山もみじ
濃いも薄いも数ある中に
松をいろどる楓(かえで)や蔦(つた)は
山のふもとの裾模樣(すそもよう)溪(たに)の流に散り浮くもみじ
作詞:高野辰之
波にゆられて はなれて寄って
赤や黄色の色さまざまに
水の上にも織る錦(にしき)
作曲:岡野貞一
今朝のラジオ体操第一と第二の間に流れた曲は、「紅葉」。
ピアノ演奏に合わせて、首を前後に、左右に、ぐるっと回している間中、山の紅葉が頭に浮かび、とても気持ちよく体操ができました。
本当に暑かった今年の夏。秋が来るのかと心配していましたが、やっと来た紅葉の季節。
しかし、今朝の新聞の1面は、「藤井八冠独占」の隣に、「イスラエル ガザ地上作戦準備 双方の死者2200人」の記事。
紅葉狩りにどこに出かけようかなんて、のんきなことを考えていられる境遇からせめても、頭上を爆弾が飛び交う彼の地の、もみじのようなおてての子ども達に思いを馳せるのです。