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活動報告

チョコレート考
かわいいチョコレート | 無料イラスト素材|素材ラボ

今年のバレンタインデーは、土曜日(昨日)だったので、あげる方ももらう方もホッとしていたのではないでしょうか。

物価高のせいもあって、「義理チョコをあげたくない」女性が8割を超えるというアンケート結果が出ていました。もらう方だって、物価高なのに倍返しだなんてとんでもない話です。

チョコ好きの人間としては、義理でチョコレートをあげるよりも、自分へのご褒美チョコを買って食べた方がいいといつも思ってしまいます。

特に、カカオ農家の児童労働の記事を読んでからは、浮かれたバレンタインという外来種のイベントがどうもしっくりこなくなっているのです。

そうした状況を改善しようと、チョコレートメーカーのなかには、売り上げの一部を寄付しカカオの産地を支援している企業もある。「DARS(ダース)」や「小枝」などを販売する森永製菓もその一つだ。2008年から対象商品1個につき1円が寄付として積み立てられる「1チョコ for 1スマイル」を展開。寄付金はガーナなどの子どもたちの学用品の購入や、学校での給食の提供などにつなげている。

 23年、森永製菓が支援しているガーナのある村を訪れた広報グループの渡辺啓太さん(39)は、子どもたちが「カカオ農家になりたくない」と話すのを聞き、大きなショックを受けたという。

 カカオを手で収穫し、割り、干して……。手作業が多く、きついのに、もうからない。でも、カカオ農家以外の働き口も決して多くはない。

 現地の人から勧められ、カカオを手にのせナタで割ってみたが、怖くて「子どもにさせてはいけないと思いました」。

 貧困や児童労働、農作業の効率化、農家に利益が還元される仕組みづくり。課題は山積みだが、子どもたちが教育を受けることで、生産や流通も含めどうしたらより良くなるか考える力を養ってほしいと感じている。

 渡辺さんは「カカオ農家を憧れの職業にできたらいいなと。これからも活動を続けたい」と話した。

朝日新聞デジタル:大坪実佳子