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活動報告

若山牧水生誕140年
若山牧水HP

「けふもまた こころの鉦を 打ち鳴らし 打ち鳴らしつつ あくがれて行く」

なんだか私の心境といっしょのような気がして、写真集「旭・復興」の見開きにも掲載させていただいた一首。

昔のお遍路さんは携帯用のちいさな鉦(かね)を打ち振り、ご詠歌を歌いながら寺から寺へと巡礼を続けます。 旅が好きだった牧水は、お遍路さんのように鉦も鳴らさずご詠歌もあげないけれど、心の内では同じような真摯な気持ちで旅をしていたのでしょう。牧水は旅にあこがれてひたすら旅を続けていたようです。