官の枠を破れるか
千葉大学が初めて100%出資株式会社を設立 産官学つなぎ地域の社会課題解決へ
千葉大初の完全子会社「千葉大学コネクト」設立 産官学つなぎ社会課題解決へ
大学の研究成果を社会の課題解決につなげようと、千葉大学は初めて、大学が100%出資する株式会社を設立し、4月24日、その発表記者会見を開きました。
記者会見には、千葉大学の横手幸太郎学長と、大学が4月1日付けで設立した完全子会社「千葉大学コネクト」の社長らが出席しました。
千葉大学コネクトは、大学の研究成果や教育活動を地域の課題解決などにつなげるために設立されたもので、産官学の連携をあっせんする企画の提案や、社会人向けのセミナーといったコンサル事業などを行うということです。
また、会見では、国際的に通用する課題解決型の人材を育成するため、学部横断的な新たな教育組織を開設したことも報告されました。
新たな組織は、インターンシップなどを通じ千葉大学コネクトとも連携していきたい考えです。
横手学長は会見で、「大学が次なるステップに進み、よりよく生きるウェルビーイングの実現に向けてもとても重要な組織、働きになる」と期待を寄せました。
チバテレ+プラス
明日植樹が予定されている「減災林計画」は、旭市が10年前に千葉大学に要請して、「試験林」から始まったのが発端。
東日本大震災から14年が経過し、「減災林計画」起案から10年経った今、750㍍もの津波対策林が必要なのかどうか。これからの旭市の経済にどのような影響が想定されるのか。
「大学の研究成果や教育活動を地域の課題解決などにつなげるために」
官の下請けにならないように、真の存在価値を追求していただくことに期待します。。