10億円寄付
昨年の能登半島地震の発災直後から、地元の人たちをはじめ、医療関係者など多くの支援者の宿泊先となってきたホテルルートイン輪島を経営するルートインジャパン(本部・東京など)が、石川県輪島市に対し、企業版ふるさと納税として10億円を寄付した。
永山会長は「東日本大震災では(ルートイン)53施設が被災した。全国各地で災害が起きている。ほっとくことはできない」とし、「能登は絶対に復興してほしい」と思いを話した。
坂口市長は、朝市の復活など今後の展望について説明。そのうえで「宿泊場所がほとんどなかったときに、ホテルルートインが果たした役割は大きかった」と感謝の言葉を述べた。市は寄付について復旧復興のために使っていきたい、としている。(石川幸夫)
朝日新聞デジタル
今、旭にもルートイン建設中。