久しぶりに耳に飛び込んできたNHK”みんなのうた”の曲名。こんなに面白くて泣ける歌に偶然にも出会えたことに感謝。日本中の、否世界中の生徒と先生に聞いてほしい。みんなで歌ってほしい。戦争のない星をつくるために。
以下、抜粋。
『人をゆるしなさいが口ぐせで指が長く大きな手のひらで「戦争のない星を作るのは君らの仕事です」が決めゼリフ
転任です お世話になりました
かなり遠くなのでさよならとセンセはいなくなってなぜか大人はセンセを思い出せない
けれども僕らは覚えてるここが平和な星になる時を「ワレワレは待っています」と
「また会いましょう」とセンセは言った
センセは言った
Sensei said it !
人を愛する人になりなさい
人をゆるせる人になりなさい
ばかげた夢こそ見つづけなさい
変わらない世界を変えなさい
人を愛する人になりなさい
人をゆるせる人になりなさい
ばかげた夢こそ見つづけなさい
変わらない世界を変えなさい』
「校長先生がちょっと変・・」。そんな何気ない学校あるあるを歌った曲だと思ったら、平和への願いを歌う熱いメッセージソングだった。戦後80年を迎える2025年に、みんなのうたがお届けする曲は、子どもたち目線のユーモアたっぷりな歌詞と親しみやすい歌謡曲風のメロディーを、圧巻のゴスペル風歌唱で聴かせる「校長センセ宇宙人説」。歌うのはコーラスグループ「DUC」ことDreamers Union Choir(ドリーマーズ・ユニオン・クワイアー)。オリジナル楽曲を中⼼に、ゴスペル、黒人霊歌、反戦歌などをレパートリーとする彼らがパワフルな合唱で曲をお届けします。アニメーションは、近年のみんなのうたで数々の人気作品を手がける青木純さん。コミカルな作風が得意な彼が、笑いと熱い思いが見事に融合したこの曲を映像化します。
【アニメーション:青木純さんより】
NHKみんなのうたHPより
この歌を聴いて真っ先に浮かんだのが、僕の卒業した地元沖縄の中学校の英語教師です。ユーモアと威厳を兼ね備えたとても良い先生でしたが、沖縄にあってさえその濃さが話題になるほどインパクトのあるお顔が何よりも忘れられません。そんな個人的な思い出も重ねつつ、子どもたちの記憶に残るようなアニメーションを目指しました。
またこの歌を聴いた大人のみんなにも、ちょっと変だったけど忘れられないセンセをそれぞれ思い出してもらえると嬉しいです。