わかっていたが法律違反
千葉県旭市や匝瑳市の田畑で、在留期限が過ぎたタイ国籍の男女6人を不正に雇って米作りなどの農作業に従事させたとして旭市議会の副議長ら農業法人の理事4人が警察に逮捕されました。
逮捕されたのは、旭市議会で副議長を務める遠藤保明 容疑者(74)ら、旭市にある農事組合法人「三軒家営農組合」の理事の4人です。
NHK
警察によりますと、在留期限が過ぎたタイ国籍の男女6人を不正に雇って旭市や匝瑳市の田畑で農作業に従事させたとして出入国管理法違反の不法就労助長の疑いが持たれています。
1月、不正に働いた疑いで6人を検挙して捜査を進めた結果、不法滞在を知りながら容疑者らが雇った疑いがあることがわかったということで、7000円程度の日当で米作りなどをさせていたとみられています。
調べに対しいずれも容疑を認め、副議長は「人手不足で担い手がおらず、法律に違反することは分かっていたが、背に腹はかえられず、雇っていた」と供述しているということです.