介護の日:不倫報道
今日「介護の日」に、奇しくも「103万円の壁の見直しを総理に直談判した」国民民主党の玉木代表の不倫報道があった。10月27日投票日に大躍進という結果を得て、30日には女性と不倫していたという。有権者をばかにするのもいい加減にしてほしい。「103万円の壁」と言えば有権者が喜ぶと思って公約に揚げたのではないかと疑うのは、私だけではないだろう。本気で国民の生活を何とかしたいと思って立候補したのなら、27日の選挙結果を手にした瞬間から、国会準備で頭がいっぱいになっているはず。
謝罪会見で、奥さんが日本一地元(地盤)を守ってくれている人だとかなんとかいけしゃあしゃあと。そんな感謝の気持ちが微塵でもあるなら、不倫なんかしないでしょうよ。
「103万の壁」をとっぱらう前に、玉木氏の「倫理の壁」を高くするべきでしょう。
元政治家の男性コメンテーターたちの中には、「不倫は当事者間の問題だから、政治家としては問題なし」という発言をする人が複数いる。あきれてものが言えない。裏金問題の時は、かなり手厳しいコメントをしていた人がですよ。男の論理、女性蔑視でしょう。裏金問題にしても、不倫にしても、遵法観、道徳観、倫理観の欠如。そんな人間が政治をやっていい訳がない。選挙前に不倫がわかっていたら、誰も投票しないでしょう。
介護離職を余儀なくされて、昼夜を問わず介護に明け暮れる女性の前には、絶望という重たい壁が立ちはだかっている。この壁を取り払えるのは、政治家しかいない。が、こんな政治家しかいないんじゃ、壁はますます重く、国民は身動きできなくなっていく。期待~諦め~絶望へと、亡国の政治家は誘う。