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活動報告

80年前の夏休み

1944年8月4日 学童集団疎開第一陣出発


疎開地へ出発する児童たち 提供:共同通信社

学童疎開とは、激しくなった空襲から守るため、都市部の学童を近郊農村や地方都市へ集団移動させたこと。昭和19年(1944)7月から重要都市の国民学校初等科3年から6年の児童は、地方の縁故先をたどって疎開した。また、縁故者のいない児童は、学校ごとに親元を離れて旅館や寺院などの寮舎で疎開生活を送ることになった。

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毎朝、NHKラジオ体操の前には「今日は何の日」という番組がある。

今朝は、終戦の約一年前に始まった学童集団疎開第一陣が出発した日だと流れた。

80年前の今日、子ども達は不安を抱え親元を離れて行ったのだ。

当時の児童は殆どいなくなってしまったに違いないが、必ず語り継いでいかなくてはならない。

たった80年前にあったこと。人間が想像力を無くし、人の痛みが分からなくなると、またいつ何時同じことが起こるかもしれないということ。

明日来る孫にも、ちゃんと話してあげよう。