「イノシシが出た!」
朝から異常に暑いので、ここのところ「朝活はテラスで」と決め込んで朝刊を開いていたら、区長さんがあわてて「イノシシが出た!」ととびこんでいらした。
昨夕の話らしく、10頭ぐらいで砂煙をあげて丘の畑を突進していたそうだ。
一頭二頭の話なら最近海側にも出ていると聞いてはいたが、100㌔ぐらいが10頭もとなると、これはいったい何か自然環境が大きく変わったとか、天変地異の前ぶれとか、イノシシ自然界では何かが起こっているに違いない。
早速「農水産課長」に電話。調査と対策をお願いした。
十二支ではとりを飾る「イノシシ」。絵に描くとなんとも可愛く、「うりぼう」は愛情のこもった呼び名だ。
しかし、人との共存は難しく、存在自体が農家さんの生業を脅かす。
ジビエ料理で活用したりとか、その前に猟友会のマンパワーが限界だとか、農業新聞にもたびたび全国的な課題として取り上げられている。
今日もまたうだるように暑い。
地球は怒りを込めて沸騰しながら、さらなる難題を突き付けて来る。