6月11日は「傘の日」
6月11日は「傘の日」。1989年、日本洋傘振興協議会により、傘の機能・使用法の認知普及と、ファッションアイテムとしての魅力を発信する記念日として設定されました。
日本気象協会
なぜこの日なのかは言わずもがな、一年でもっとも雨の多い「梅雨」に突入するのがちょうどこのころであり、雑節の入梅(太陽黄経が80度となった日。貞享暦以来の設定では芒種の節気の最初の壬の日)の時期にも当たり、傘がもっとも活躍する季節だから。日本列島は北半球の温帯地域では例外的に降雨量の多い地域で、極めて豊かな植生や豊富な水源量は、梅雨という季節があってこそといえます。
ということで、旭のビニール傘専門工場「White Rose 」さんを訪ねてきました。
日本製のビニール傘を作っているのは、こちら一社のみ。世界で初めてビニール傘を開発したことでも知られています。
価格は少し高めですが、風にあおられても骨が折れない構造で、張替もできて一生ものです。
現在の上皇后さまご愛用のタッセル付きは、とてもエレガント。そう、宮内庁御用達なのです。ふるさと納税返礼品にもなっています。
次回は、社名の「White Rose」の由来をぜひうかがいたいと思います。