真の環境保全とは

海上の風車を回して電気をつくる「洋上風力発電」。その発祥の地が北海道のせたな町だ。「風海鳥(かざみどり)」と名づけられた2基の風車は今月、稼働開始から20年を迎えた。しかし、耐用年数を超えた今、2基とも故障し、停止中だ。1基は部品を交換して再稼働する計画だが、もう1基は修理は難しく、「取り壊すしかない」(高橋貞光町長)という。近年、風力発電は住民への悪影響を減らすため、陸上から洋上へとシフトが進んでいる。北海道はその「最適地」として期待が高いが、将来の解体廃棄という難題が見えてくる。(日浦統)
朝日新聞デジタル:2024.3.14
旭も他人事ではない。
「銚子市沖洋上風力」の環境影響評価基準書の縦覧が、4月23日(火)から始まる。説明会は5月9日(木)。
今の技術をもってすれば、20年後に解体はあり得ないとは思うが、それでも最終的には巨大なゴミとなるのだろう。
環境保全の観点からの意見が求められる。