ようこそ旭へ
農耕や偶像をテーマに古来日常にあった祈りのかたちを現代に置き換える
久保寛子展「鉄骨のゴッデス」がポーラミュージアムアネックスで2024年4月26日(金)から6月9日(日)まで開催される。久保寛子は農耕や偶像をテーマに、工事現場で見かけるブルーシートや鉄、コンクリートなど、身近な素材から創り出された神像や土器など古来日常にあった祈りのかたちを現代に置き換えた彫刻作品を発表している。近年では、瀬戸内国際芸術祭2016やさいたま国際芸術祭2020などで、その土地に呼応したダイナミックなインスタレーション作品を発表し注目を集めている。先史芸術や文化人類学の学説などを着想源に創り出される作品は、厳しい自然に耐えながら営みを続ける人びとの心の支えをモチーフに、ポジティブな生のエネルギーを携えている。
ADFwebmagazine
こんなに素晴らしい芸術家が旭に。
「農耕や偶像がテーマ」。
なんとも力強い。