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活動報告

5500万光年先を見る力
国際チームが撮影した銀河「M87」のブラックホール。右が新たに撮影された画像(EHT Collaboration提供)
国際チームが撮影した銀河「M87」のブラックホール。右が新たに撮影された画像(EHT Collaboration提供)© 読売新聞

 国立天文台など世界約80の研究機関による国際チームは18日、2017年に世界初の撮影に成功した巨大ブラックホールの1年後の姿の撮影に成功したと発表した。撮影画像などの成果が同日、欧州の天文学専門誌に掲載された。

 撮影したのは、地球から約5500万光年離れたおとめ座の銀河「M87」のブラックホール。チームは18年、南米チリの電波望遠鏡「ALMA(アルマ)」や米ハワイ、スペインなど世界6か所8台の電波望遠鏡を連携させて撮影データを取得し、数年かけて合成した。

読売新聞:2024.1.18

私にはどうにも理解が及ばない。5500万光年とはいったいどれぐらい離れているのか。光の速さで5500万年とはいったいどういう距離なのか。全く想像もできない。それなのに、それを撮影したという。人間にはそんな力があるんだ。

ああそれなのに、この地球上で起きている殺し合いをやめる力がない。大地震の予知をする力もない。人の叡知とはいったい何なんだろう。