「人生の栞」
素敵な言葉に出会いました。
「詐欺にあって、家族に申し訳なく、つらくて死にたくなる」という相談に、いまからでも少しづつお金をためて、ある金額に達したら、家族にささやかなものを買って同じように贈り続けるのが良いと説く。
お金とは何か。お金を使うとはどういうことか。あなたからの贈り物は贈られる人たちにとって、ささやかであれ、きっと特別な、人生の栞となる。よきひとによきものを贈る。そのことをどうか、こころの糧に。
読売新聞:人生案内 いしいしんじ
「人生の栞」。「よきひとによきものを」。
日本人でよかったと思える、うつくしい言葉です。