紋白蝶
雨の季節が近づいている気配など一つもない、気持ちのいい太陽の朝。
植え込みに紋白蝶がひらひらと、楽しそうに舞うのを見つけた。
優雅で軽やかで、ひとりでもちっともさみしくなんかないって飛んでる。
と思ったら、ふと足元に一枚の翅を見つけた。片方だけの翅。
昨日まではふたりで一緒に飛んでたのかな。
お母さんかな。ともだちかな。
でも、ひとりだってさみしくないって言ってる。
そんなふうにけなげに飛んでいる。
雨の季節が近づいている気配など一つもない、気持ちのいい太陽の朝。
植え込みに紋白蝶がひらひらと、楽しそうに舞うのを見つけた。
優雅で軽やかで、ひとりでもちっともさみしくなんかないって飛んでる。
と思ったら、ふと足元に一枚の翅を見つけた。片方だけの翅。
昨日まではふたりで一緒に飛んでたのかな。
お母さんかな。ともだちかな。
でも、ひとりだってさみしくないって言ってる。
そんなふうにけなげに飛んでいる。