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活動報告

「苗半作」
農作業の伝承を目的とした恒例行事

農業新聞には、農業が日本の礎であることを思い出させてくれる記事があふれていて、毎日感動をもって愛読しています。

ここは米どころ旭。

この旭でもまさに今、種まきが着々と行われているようです。「うちは日曜日にやっと終わりました」と逞しい青年の弾む声を聞くと、青々と波打つ水田を早くも想像したりするのです。

30代の青年からこの言葉が飛び出すとは驚いた。「苗半作」。苗の出来によって作柄の半分が決まるという意味がある。<略> (この言葉の主は、)労力不足や昨今の重油高騰で苗を買う農家も少なくない中、雑木林を借りて落ち葉を集め、3年かけて土から苗づくりを始めている。<略> 大地にしっかりと根を張る丈夫な苗ができれば、災害や病害虫にだって負けないだろう。成長を信じて待つ。それは子育て、人づくりにもつながる。<略> 今春、新たな一歩を踏み出した皆さん。焦らず、慌てず。共に育ちあいましょう。

日本農業新聞『四季』:2023.4.12より

「苗づくり」を脈々とやってきた歴史が日本にはあります。これを子ども達に伝えていくことが私たち大人の使命です。