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活動報告

竹島の日(2月22日)

 島根県などが主催する「竹島の日」の記念式典がきょう、松江市で開かれた。明治政府の閣議決定に基づき、1905年2月22日に県が竹島を編入した日にちなんだ行事である。

 日本は、江戸時代の17世紀半ばに竹島の領有権を確立した。鳥取藩の町人がアワビの採取やアシカ猟で竹島を利用していたことは、様々な文献で確認されている。韓国による不法占拠は、断じて容認できない。

 竹島問題について、日本は過去3回、国際司法裁判所への付託を提案したが、韓国はいずれも拒否した。当事者双方の合意がなければ、裁判所での審理はできず、交渉は暗礁に乗り上げたままだ。

 内閣府が昨年行った世論調査によると、竹島に「関心がある」と答えた人は、60代と70歳以上は70%を超えたが、18~29歳は38%、30代は52%にとどまった。

 竹島の歴史は、領土を力ずくで奪われると、取り戻すのは容易ではないことを示している。

 政府は、領土に関する教育や啓発活動を一層強化してほしい。

読売新聞

2月はバレンタインデーだの、にゃんにゃんにゃんの猫の日だのと、商業的な話題で巷は賑わっているが、日本人として真剣に向き合わなくてはならない大切な日があることを、忘れてはならない。