人の小っちゃさを思い知ろう!
惑星食なんて言うから、惑星で食べる食事のことかと思ってしまったが、大間違い。
この現象がこの前起こった時は、どうやら戦国時代だったらしい。そして次に見られるのは、322年後だそうで、広範囲で観測可だという。
しかし、いったい誰がその時見ることができるのだろうか。本当に人ってちっちゃい存在。
戦争なんかやっている場合じゃない。322年後に人がここにいるかどうかもわからないのに。
大いなる自然に、人はなぜ学べないんだろう。
今回の月食では月食の最中に月が惑星を隠す『惑星食』、その中でも今回は天王星を隠す「天王星食」が起こります。国立天文台によりますと、この現象は大変稀なもので、前回、皆既月食中に惑星食が起きたのは、1580年7月26日の『土星食』で442年ぶりだということです。また、次回この現象が起きるのは、2344年7月26日とのことです。小笠原諸島を除く多くのエリアで見られる見込みです。
天王星は約6等級で、薄い青色に見えますが、条件が良い空でも肉眼で見える限界の明るさのため、見る際には双眼鏡や望遠鏡などを使って探すといいかもしれません。また、満月のすぐ近くであれば、明るさで負けてしまいますが、多くの地域では天王星の潜入時に月が皆既食中で暗いため、見つけやすいのではないかということです。
TBS NEWS DIG