77回目の終戦記念日
77回目の終戦記念日を迎えた15日、政府主催の全国戦没者追悼式が東京都千代田区の日本武道館で開かれた。新型コロナウイルスの感染対策のため3年連続で規模を縮小して開催した。日中戦争と太平洋戦争で犠牲になった310万人を悼んだ。ロシアによるウクライナ侵攻が続く中での式となり、天皇陛下はおことばで「戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、全国民と共に、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります」と述べられた。
時事通信
夏休み中の孫が来ていたので、「終戦の日」のことを話してみました。
日本が関わった「戦争」というものが、11歳にはなかなか理解し難く、「ウクライナとロシア」の方が現実味があるようで、「早く戦争が終わればいいのに」と、解らないながらも「戦争は良くないものだ」と考えているようです。
女学校で真っ黒に墨を塗られた教科書を使ったことや、竹やりで銃後の備えを練習したこと、食べるものが常に無くて校庭にサツマイモを植えて「つる」まで食べていたことなど、亡くなった母が臨場感をもって話していたことが懐かしく思い出されます。
「終戦の日」がこのまま「終戦の日」で在り続けるように、新たな戦争が起こらないように、ずっと語り継いでいかなくてはならない大切な日です。