父の思い出
今朝は霧が深かった。それでもたくさんのサーファーさんたちの車が浜に並んでいた。
午後になって風が強くなった。今はもう誰もいない浜を、父がやっていたように双眼鏡で覗いてみる。
農業新聞のコラムは、「親の意見とナスの無駄花」という格言で、世の父を代弁する。ナスの花は全て実をつけ無駄花がないように、親の教えも大事だと。
震災の3か月前に亡くなったから、11年も経ったことになる。いつも「ケセラセラ」が口癖で、今思えばとてもシンプルにSDGsを生涯実践した人だったような気がする。