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活動報告

「ガラパゴス化」
ガラパゴスウミイグアナ

国際的な競争に取り残される教育の「ガラパゴス化」への危惧から、政府は2020年度から小学5~6年の「外国語」を教科にして英語教育を充実させた。その「1期生」が、今受験真っただ中の中学受験生だ。

“2020年の日本のTOEICの国別平均スコアは531点。同じ受験重視の傾向がある韓国の683点と比べても低い傾向が続いている”(日本経済新聞)。

政府はこの春から、小学高学年の一部教科で「教科担任制」を本格的にとり入れる。英語への導入拡大も見込んでいるという。

こんなところにまで引っ張り出されて、ガラパゴスの生き物にとってはいい迷惑に違いないが、日本の将来を担う子ども達の教育を進化させていくために、反面教師の役割を担っていただきたい。

ガラパゴス化

日本のビジネス用語のひとつで、孤立した環境(日本市場)で製品やサービスの最適化が著しく進行すると、外部(外国)の製品との互換性を失い孤立して取り残されるだけでなく、適応性(汎用性)と生存能力(低価格)の高い製品や技術が外部から導入されると、最終的に淘汰される危険に陥るという、進化論におけるガラパゴス諸島の生態系になぞらえた警句である。ガラパゴス現象ガラパゴス症候群ともいう。

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