最大予算案
「過去最大の」とか、「過去最悪の」とか、記事にあふれていて、あぁまたそうなのか、とため息がでます。
2022年度、一般会計の総額は10年連続で最大を更新するようです。年金や医療、介護などの社会保障費が「過去最大」となることが大きいと記事にはあります。
超高齢化社会の日本は、こうしてずーっと「過去最大の」社会保障費を賄うために「過去最大の」予算案を作り続けていくしか術はないのでしょうか。
松下幸之助の下で働いた上甲晃氏が、この偉人の生の言葉を書いたものを、下記に引用します。
「僕は聖徳太子に非常に感服しているのです。千三百年前に仏教に深く帰依して、教化のために四天王寺を建てた。そのいわれを書いた巻物を先日拝見させていただきました。今日の社会保障のあるべき姿が、そっくり描かれているのですよ。驚きましたね」。松下幸之助が、非常に感服していたのが聖徳太子であることが興味深い。
上甲晃青年塾塾長
「今日の社会保障のあるべき姿」。「過去最大の」予算案に、松下幸之助なら何と言うか。