虎の子
来年の干支は寅ということで、こんなに可愛い虎を頂きました。
虎になる、張子の虎、虎の威を借る狐、虎の尾を踏む等、人を諫めることわざが沢山ある「虎」。
一方、虎が子を大事にするということからできたことわざもあります。
筆頭は「虎の子」。非常に大切にして手放さないものを「虎の子」と言います。主に財布の中身、つまりお金の意味で使うことが多いようです。
「虎は千里行って千里帰る」は、子を思う親の深い情愛のたとえ。また、勢いが盛んなことのたとえ。虎は一日に千里の道を進み、またその千里の道を戻ってくるということからきています。
「虎穴に入らずんば虎子を得ず」は、危険を冒さなければ、大きな成功は得られないことのたとえで、虎にとって子どもはそれぐらい大切な存在だということですね。
人にとっても、虎にとっても、子どもは宝。大事な大事な「虎の子」です。