絶対に死んではいけません
いじめを受けた大津市立中学2年の男子生徒(当時13)が自殺してから、今日(11日)で10年になるという新聞記事に、時の流れの速さと、その後も繰り返されるいじめ事件の多さにやりきれなさを感じます。この事件がきっかけで、2013年にはいじめの定義や調査の仕組みを定めた、いじめ防止対策推進法が施行されました。しかし、何年経とうと親御さんの悲しみは決して癒えることはなく、どんな法律が出来ようと失った命は戻っては来ません。
子ども達に言いたい。どんなにつらくても、生きてほしい。そのつらさを誰かにつたえてほしい。死なないで。やさしい雨に潤う日がきっとくる。暖かい日差しにつぼみを開く日がきっとくるから。絶対に死んではいけません。