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活動報告

水田に台風

お昼ごろ銚子沖を通過していった台風10号。

台風発生、というニュースを聞くと必ず、一昨年の台風15号と19号のことを思い出します。農家の方々の心配は、いかばかりでしょうか。大雨や大風で稲が水没倒伏し、刈り取り時の困難、収量の低下が予想されると聞きました。

温暖化による気温上昇も水田にとっては深刻。

わが国のコメ生産では、すでに高温の影響による白未熟粒の発生や一等米比率の低下などが確認されており、一部の地域や極端な高温年には収量の減少も見られています。白未熟粒などコメの品質低下には、出穂から 20 日間程度の登熟期前半の気温が大きく影響し、この期間の気温が特に高かった 2010 年(平成 22 年)は、北海道を除き品質低下が著しく、北陸や北関東の一部で特に顕著でした。

国立研究開発法人 農業環境技術研究所

台風等気候変動による農作物への影響は、農業立県千葉の一番手としては、後継者不足と同じく最重要課題だと思われます。

この先、台風被害がありませんように。今年の収穫が稔り多いものでありますように。