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活動報告

割れ窓理論
浜の不法投棄

写真は、浜に捨てられた冷蔵庫です。50メートルほど離れたところには、キングサイズのマットレスが。さらにそこから100メートルほど匝瑳寄りの船着き場と呼ばれるところには、一台の冷蔵庫と巨大な産廃ごみの袋が投棄されています。

まさに、「割れ窓理論」です。

1枚の割られた窓ガラスをそのままにしていると、さらに割られる窓ガラスが増え、いずれ街全体が荒廃してしまうという、アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリング博士が提唱したのが「割れ窓理論」です。
かつて、犯罪多発都市ニューヨーク市で、1994年以降、当時のジュリアーニ市長が、この「割れ窓理論」を実践。割れ窓の修理や落書きなど軽微な犯罪の取締りを強化した結果、犯罪が大幅に減少したと言われています。

それと同じ原理で、最初の不法投棄をそのままにしておいた結果が、この浜の「割られる窓ガラス」を増やしてしまったのです。

千葉県の担当からは、「なるべく速く行く努力をする」という回答。なるべく速く対応していれば、ここまでにはならなかったのでは。

旭の唯一無二の「観光資源」、千葉県指定の「自然公園」での出来事です。