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活動報告

スマートフォン無し留学
サーファーさんたちの向こうでは漁船が何艘も。

山梨県主催で、アウトドア施設「みのぶ自然の里」で3泊4日の集団活動が行われた。インターネットの世界から離れ、山々に囲まれた慣れない生活に、夏休み中の中学生が挑んだようだ。中学生の手元にスマホはなく、大好きなスマホとの上手な付き合い方を学んだらしい。


「1日30分だけ勉強してスマホは使わない子ども。2時間勉強するけどスマホを4時間使う子ども。どちらの子が成績がいいでしょう」
 2日目の8月1日、県立精神保健福祉センターの志田博和所長(47)が参加者15人に語りかけた。正解は「30分勉強、スマホなし」の子どもという。仙台市の小中学生を対象とした生活習慣アンケートの傾向分析を基に、志田所長が説明した。「スマホは1時間を目安にして」と呼びかけた。
 勉強中に30分に1度のペースでLINEのメッセージを気にかけると集中力が発揮できないことや、ネットですぐに正解を探す学習では神経細胞の機能低下を招き、かえって学業不振につながる危険性も語った。

 

キャンプでは野外活動に力点が置かれ、まき割り、炊事、畑作業、たき火等、現実世界には充実感を味わえる場があふれていると実感してもらい、スマホなどデジタル機器の使い方を見直すきっかけ作りだったようだ。

海の活動を通して、旭でもこうしたスマートフォン無し留学ができないものだろうか。