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活動報告

億光年と人間

約135億光年先の宇宙で明るく輝く銀河の候補HD1が発見された…… (Credit: Yuichi Harikane et al.)

地球から約135億光年離れた銀河の候補が発見された。「HD1」と名付けられたこの天体はこれまでに見つかった銀河のうち最も遠方に位置する。

東京大学宇宙線研究所、早稲田大学、米ハーバード・スミソニアン天体物理学センター(CfA)、宇宙望遠鏡科学研究所(STScl)らの国際研究チームは、ハワイ島にある国立天文台のすばる望遠鏡、南米チリのパラナル天文台のVISTA望遠鏡、ハワイ島に設置されているイギリス赤外線望遠鏡(UKIRT)、NASA(アメリカ航空宇宙局)が2003年に打ち上げたスピッツァー宇宙望遠鏡(SST)が計1200時間以上にわたって観測した70万個以上の天体データを分析し、「HD1」を発見した。

「HD1」は紫外線で非常に明るい。これはつまり「HD1」のような明るい天体がビッグバン(大爆発)からわずか3億年後の初期の宇宙に存在していたことを示唆している。

Newsweek

億光年ってどれぐらいの時の長さなのか、想像もつかない。ただ圧倒されるだけ。

人ってなんてちっぽけで、はかない存在か。

塵にも満たない長さの命しか持たないのに、奪い合い、殺し合い、憎み合う。

ほんとに、ちっぽけで情けない。