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活動報告

『91農業(キュウイチノウギョウ)』
道路の両脇に、水が張られた田んぼがちらほら

桜が終わるころになると、田んぼが息づいてきて、「ああ、今年も始まるんだなぁ、米作りが」、と何だかわくわくしてきます。農家さんには、どんだけの苦労があるか分からないくせに、と言われそうですが。

でも本当に、暮らしの中の田んぼが日本人の原風景なんだなぁと、旭に来てしみじみ思うのです。

そこで、最近の注目記事をひとつ。

あなたの暮らしに、農業を1割取り入れて――。JA全農は、もっと気軽に農業に関わる新たな生活様式「91農業(キュウイチノウギョウ)」を提唱する。「半農半X」より農業の比率を下げ、農業以外が9割、農業が1割という意味。

 2020年の農業就業者数は160万人で、15年より48万人減った。全農は異業種やJAの准組合員、高齢者、障害者、副業で働きたい人、定職に就かない人といった多様な人材が少しずつ農業に参加し、農業就業者数の減少を「延べ人数」で補いたい考え。全農は、同事業のように「農業で働くハードルをできるだけ下げる」(労働力支援対策室)ことが、農業に関わる人の数を増やす鍵とみる。休日に副業で働く「9本業1農業」、子育ての空き時間に働く「9育児1農業」、旅先で働く「9旅行1農業」などを例示。「今の生活を大きく変えず、10日に1日だけでも農業に関わることで農家を応援できる」(同)と呼び掛ける。

日本農業新聞