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活動報告

天晴(あっぱれ)!
今もほぼ毎日、会社に出勤し、オンラインで開く取締役会にもほとんど出席しているという。この日の会見では「人の生活を大切にするという企業理念を実践し、お客様への感謝の気持ちを忘れないで欲しい」と語った。

100歳まで、こういう気持ちで仕事をして生きていらしたのだと思うと、「天晴」以外の言葉が見つからない。

あっぱれ

感動するほど優れているさま。見事なさま。賞賛する時に発する語。あっぱれは「哀れ(あわれ)」と同源で、感動詞「あはれ」が促音化した語である。
「あはれ」は感動語「あは」に接尾語の「れ」が付いたもので、喜びも悲しみも含めて、心の底から湧き出る感情の全てを表す語であった。
中世以降、賞賛の意味を込めて言う時は、促音化した「あっぱれ」が用いられ、「あはれ(あわれ)」が「嘆賞」「悲哀」などの感情を表す言葉となった。

あっぱれを漢字で「天晴れ」と書くのは、意味や音から連想された当て字で、語源との関係はない。
また、あっぱれの漢字には、「天晴れ」の他に「遖」という国字もある。
国字の「遖」は、南が太陽の光を受けて明るく見事であることを表した会意文字で、「天晴」を一字で表したような漢字である。
ただし、一般には滅多に使われていない。

語源由来辞典