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活動報告

落花生の碑
鎌数伊勢大神宮にある落花生碑

落花生は南米が原産で、明治時代になって日本で本格的な栽培が始まった。1874年に政府が米国から種子を導入し、栽培を奨励。その2年後には山武郡南郷町(現山武市)の農家、牧野萬右衛門がいち早く試作に取り組み、これが県内での栽培の始まりとなった。その後も匝瑳郡鎌数村(現旭市)の戸長だった金谷総蔵が栽培や販売に尽力したことで知られている。

日本の歩き方

この金谷総蔵氏は、自分の田畑を売って村人たちが落花生を栽培するのに必要なお金を作って栽培を広めた、と石碑にあります。

旭市には、大原幽学の他にも、金谷総蔵氏のような己を擲って村のために尽くした人物がいることに感動。ぜひ語り継いでいきたいですね。

因みに、「落花生」の呼び名の所以ですが、落花生は5月中旬~6月にかけて種をまき、およそ2ヶ月後に花が咲く。 その花が散った後、実になる部分(子房柄)が地中に潜り、土の中で実を結ぶ。 ちょうど花が落ちた場所の下に実を結ぶので「落花生」と呼ばれるそうです。