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活動報告

降り積もる灰
本日噴火した阿蘇山

熊本県の阿蘇山の中岳第一火口で、20日午前11時43分、噴火が発生し、噴煙が3500メートルの高さまで上がり、火砕流が火口から1キロ以上の場所に達しました。噴火に伴って降る火山灰は、積もる量がわずかでも、社会生活に深刻な影響が出るおそれがあります。

積もった火山灰の厚さが0.1ミリ以上1ミリ未満の場合には、ぜんそくなど呼吸器に疾患のある人は症状が悪化するおそれがあります。

また、道路の白線が見えにくくなり車は徐行運転が必要になり、航空機や鉄道は運転できなくなる可能性もあります。

さらに、1ミリ以上積もるような場合は、健康な人でも目や鼻、のどなどの呼吸器に異常を訴える人が出始めます。
また、降ってくる火山灰や、積もった火山灰が巻き上げられ視界が悪くなるため、通行規制や速度制限が発生するおそれがあるほか、送電施設に付着して停電が発生したり、浄水場で水が浄化できなくなり給水が停止するなどライフラインにも影響が出るおそれがあります。

気象庁

降り積もる灰が及ぼす影響は深刻。

今月末には国の将来を決める国政選挙。降り積もる灰でこの国の行く先が見えないなんてことがないように。