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活動報告

小麦粉騒動
今は米騒動ならぬ小麦粉騒動

平成5年の記録的な冷夏による不作が原因となった米不足の時、平成の米騒動が起こりました。瑞穂の国日本ではこれより以前にも、凶作で米不足になったり、価格が上がって、人々が米を買えなくなって騒動になったことが何度もありました。
翻って今は小麦粉騒動勃発寸前。政府が輸入した小麦を製粉会社などに売り渡す価格を来月から19%引き上げると発表したからです。 農林水産省の試算では、食パン1斤あたり2.3円の上昇になるようですが、小麦粉を使った食品の多さを考えると、食卓への影響は多大なものになるでしょう。大幅引き上げの要因は中国の大量買い付けや北米の天候不順による生産量の減少だそうです。さらに新型コロナウイルスの影響で輸送船が不足し、運賃が大幅に上昇したことも響いています。半年前にも輸入小麦の価格が引き上げられたばかり。どこまで高騰するのか、小麦粉よ。

ということで、これはもう小麦粉じゃなくて米粉でしょう。米粉の時代です。旭は今、新米の刈り入れで田んぼはコンバインとシラサギの協演中。次はいよいよ旭の米粉の出番です。