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活動報告

最悪級の環境被害
プラスチックごみとともに飯岡海岸に打ち上げられていた鯛

シンガポール船籍の貨物船が5月20日、インド・グジャラート州からコロンボへ向けて航海している際、スリランカの海岸から約16キロ離れた海域で出火した。スリランカの海洋環境保護局(MEPA)は地元メディアに対し、プラスチック廃棄物がこれまで目にしたなかで最悪級の環境被害を引き起こしたと述べた。今回の貨物船のよる被害は依然として算定中だという。地元の環境グループのコーディネーターは、貨物船の周囲の海が汚染され極めて有毒である可能性を指摘し、カメや魚などの海洋生物に対する影響について懸念を示した。

<2021.6.2:CNN>

「プラスチック廃棄物がこれまで目にしたなかで最悪級の環境被害を引き起こした」というニュースに、「またか」と思ってしまった。

「最悪級」を何回繰り返せば、人類は学習するのだろう。

「最悪級」がこの一回の規模だとしたら、毎日大量のプラスチックが打ち上げられる飯岡海岸はどう言い表せばいいのだろう。日本の沿岸、世界中のビーチに、毎日打ち上げられるプラスチックごみの規模は、どういう言葉になるのだろう。

地球上では、最悪級の環境破壊が毎日繰り返され、最悪級の環境被害が毎日引き起こされている。